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心臓血管外科

心臓血管外科

診療担当医表

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心臓血管外科午前
午後禹 英喜
※予約
(診察室6)
禹 英喜
※予約
(診察室6)
ペースメーカー外来午前
午後近藤 敬一郎
※予約
※心臓血管外科
(診察室7)
近藤 敬一郎
(診察室7)

診療担当医変更のお知らせ

【心臓血管外科】
・8月13日(火)午後 禹 ⇒ 休診
・8月26日(月)午後 禹 ⇒ 15:30枠 休診
・9月9日(月)午後 禹 ⇒ 現状ストップ
・9月17日(火)午後 禹 ⇒ 14:00,14:30枠 休診、15:00枠 現状ストップ

【ペースメーカ外来】
・8月15日(木)午後 近藤 ⇒ 休診
・9月19日(木)午後 近藤 ⇒ 休診
・10月17日(木)午後 近藤 ⇒ 休診
・11月7日(木)午後 近藤 ⇒ 休診
・12月26日(木)午後 近藤 ⇒ 休診

受付時間
午後診療13:00-15:30
診察時間
午後診療14:00-16:30

登録医診療所からの紹介患者さまは、優先的に診療いたします。
紹介状をお持ちでない初診患者さまは、2,160円の特定療養費を別途徴収いたします。
再診の特定療養費を660円別途徴収いたします。(患者さまの選択によらない受診の場合は除く)

医師紹介

近藤 敬一郎
医師名
近藤 敬一郎
職位
顧問 心臓血管外科・循環器科
禹 英喜
医師名
禹 英喜
職位
心臓血管外科 医長

その症状、下肢静脈瘤では?

心臓血管外科 医長 禹 英喜

足の血管がボコボコと浮き出ている、足がむくみ易くだるい、足がよく攣る、こむら返りが頻回にある、膝の痛みがあり整形外科を受診したが異常はないと言われた、などの症状のある方はいらっしゃいますか。それらの症状の原因が下肢静脈瘤からおこっている可能性があります。

下肢静脈瘤とは?

静脈血は臓器から心臓へ血液が戻ります。立っている、座っている状態では下肢静脈血は、足(下)から心臓(上)へと重力に逆らう血液の流れとなります。したがって、長時間立っていたり、座っていたりすると下肢の静脈にうっ滞が生じ、静脈瘤になりやすいとされます。

下肢静脈瘤には、静脈瘤になっている静脈が原因となっている一次性下肢静脈瘤と、静脈瘤となっている静脈自体には異常はないがほかの部分に原因があり下肢静脈にうっ滞が生じ静脈瘤となった二次性下肢静脈瘤があります。一次性静脈瘤の原因として静脈弁の機能不全が挙げられ、エコー検査で評価することができます。二次性下肢静脈瘤の原因となる病気として、エコノミークラス症候群として知られる下肢深部静脈血栓症や、妊娠や骨盤内の病気により下肢静脈より上流の静脈が滞ることにより下流の下肢静脈にうっ滞が生じたものなどが挙げられます。

どんな人がなりやすい?

下肢静脈に血液をうっ滞させないために、①静脈弁により血液を逆流させない働きと、②下肢の筋肉の動きにより血液を心臓へ戻す働きが必要となりますので、立ち仕事や座り仕事の方や、ふだん足を動かさない方、じっとしている方になりやすいとされます。

対処法は?

  1. 日常生活での心がけ~足首を動かす、つま先立ちをする、歩くなど
  2. 圧迫療法(弾性ストッキング、弾性包帯の着用)
  3. 手術

下肢静脈瘤の一次性、二次性にかかわらず、1.2.は有効です。3.手術は一次性静脈瘤に適応があり、二次性静脈瘤の方に手術をした場合、症状が悪化するとされています。

手術について

結紮(けっさつ)術(静脈の縛る)、ストリッピング術(静脈を引き抜く)、血管内焼灼(しょうしゃく)術(静脈の中にカテーテルを通して焼灼し血流をなくす)、静脈瘤切除術(静脈瘤を取り除く)、硬化療法(静脈瘤の中に薬を注入し炎症を誘発し血流をなくす)があります。

一次性下肢静脈瘤は形態から4つに分けることができ(写真1)、伏在型には大伏在静脈由来と小伏在静脈由来があります。伏在型に対する手術は、結紮術、ストリッピング術、静脈焼灼術が適しています。側枝型には静脈瘤切除術や硬化療法が、網目状型、蜘蛛の巣状型には硬化療法が適しています。

(写真1)下肢静脈瘤の形態

伏在型
側枝型
網目状型
蜘蛛の巣状型

当院で行える手術

2017年4月から血管内焼灼術の機器を導入し、下肢静脈瘤に対する治療を開始しました。写真2は、手術の前後を比較しています。静脈弁不全のある静脈を焼灼し、足のむくみが軽減しました。同時に、ボコボコと目立っていた静脈瘤は切除しています。術前は膝を曲げにくかったそうですが、手術して1カ月後に受診されたときには「膝を曲げ易くなった」と仰っており、症状の改善もみられました。

血管内焼灼術、静脈瘤切除術、結紮術、ならびに硬化療法を単独あるいは併用し治療することで、見た目がよくなるだけでなく、足のだるさや痛みなどの症状の軽減もはかれます。しかし、治療には合併症の危険もあり、皮膚の色素沈着、火傷(やけど)、皮下出血、足のしびれ、また、深部静脈に血栓ができ、そのために追加治療が必要な場合もあります。

下肢静脈瘤の手術は日帰りで手術されている施設も多いですが、当院では術後の出血や火傷の有無、深部静脈血栓を評価するため1~2泊入院していただいています。

静脈瘤かどうか心配、治療を受けるか迷っている方へ

まずは受診いただき症状や経過を聞かせてください。その後、検査(エコー検査、場合によって造影CT検査など)を受けていただき、手術適応か否かも含め今後の方針についてお話させていただきます。

下肢静脈瘤は良性疾患であり、静脈瘤があることで命にかかわるものではありません。しかし、足がよく攣る、足がボコボコして見た目が悪くスカートがはけない、静脈うっ滞による皮膚炎のために皮膚科に受診することがある、などの症状があり、日常生活においてお困りの場合、治療をすることで生活の質の改善が得られると思います。

話を聞いてみたい、検査を受けてみたい、と思っていらっしゃる方は月曜日午後の心臓血管外科外来へ相談にいらしてください。また、お住まいの地域の医院・クリニックなどでかかりつけ医がおられる方は、最寄りのかかりつけの先生にご相談ください。

左大伏在静脈由来下肢静脈瘤⇒大腿部大伏在静脈焼灼+下肢静脈瘤切除術

術前
術後1ヵ月

患者数実績等

年間外来・入院患者数(2017年度)

外来患者数
初診患者数 62
外来延べ患者数 891
入院患者数
新入院数 81
在院延べ患者数 288
退院数 81
1日平均在院数 0.8
平均在院日数 3.6
手術件数 72
手術症例 件数
ジェネレーター交換術 2
ペースメーカー交換術 3
ペースメーカー植込術 10
ペースメーカー電池交換術 4
右小伏在静脈血管内焼灼術 2
右大伏在静脈血管内焼灼術 2
右大伏在静脈血管内焼灼術+高位結紮+静脈瘤切除術 6
右大伏在静脈焼灼術+静脈瘤切除術 2
血管内灼術+静脈瘤切除術 1
高位結紮+左下肢静脈瘤切除術 1
左小伏在静脈焼灼術 2
左小伏在静脈焼灼術+下肢静脈瘤切除術 1
左大伏在静脈切除 1
左大伏在静脈血管内焼灼術+静脈瘤切除術 1
左大伏在静脈焼灼術 4
左大伏在静脈焼灼術(+高位結紮) 1
左大伏在静脈焼灼術+下腿静脈瘤切除術 5
左大伏在静脈焼灼術+高位結紮術 4
左大伏在静脈焼灼術+高位結紮術+静脈瘤切除術 5
左大伏在静脈焼灼術+静脈瘤切除術 4
小伏在静脈焼灼術 2
穿通枝結紮術 2
穿通枝結紮術、静脈瘤切除術 1
大伏在静脈焼灼術 3
大伏在静脈焼灼術(+高位結紮) 1
大伏在静脈焼灼術+下腿静脈瘤切除+高位結紮 1
大伏在静脈焼灼術+静脈瘤切除術 1