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入院のご案内

診断群分類別包括評価制度(DPC)について

当院では、平成20年4月1日より新しい入院費用の計算方法として「診断群分類別包括評価制度(DPC)」による請求となりました。
これにより入院費用の計算方法が変更となります。

これまでの入院費用の計算は、個々の診療行為ごとに入院の費用を計算していましたが、入院患者さまの病気や状態をもとに厚生労働省が定めた「1日当たりの定額点数」を基本に入院費用の計算を行います。

診断群分類包括評価制度

当院は、医療上入院治療が必要な患者さまのうち、発症後まもない病気または病状が不安定な患者さまに対して「一定期間の集中的な医療提供を担う急性期病院」です。そのため、病状が安定、軽快・治癒されたと医師が判断した時点で退院とさせていただきます。限られた病床を急性期治療を必要とする患者さまへお譲りいただきたく、みなさまのご理解とご協力の程よろしくお願いします。
なお、医療・介護・福祉等のご相談は1階相談窓口5番、6番のソーシャルワーカーにて承っております。お気軽にご相談ください。

入院費用の計算方法変更のQ&A

Q1. 「診断群分類包括評価制度(DPC)とは、なんですか?」
診療行為ごとに料金を計算する「出来高方式」とは異なり、入院される患者さまのご病気や病状をもとに、手術などの診療の有無に応じて、あらかじめ定められた1日あたりの定額を基本に入院費用を計算する新しい方式です。
Q2. 「診断群分類包括評価制度(DPC)の点数はどのようにして決まるのですか?」
全国の「診断群分類包括評価制度(DPC)」による入院費用の計算を行っている全病院のデータの平均点数をもとに厚生労働省が定めています。
Q3. どのような病院が「診断群分類包括評価制度(DPC)」を導入しているのですか?
平成15年4月から、全国の大学病院の本院と国立循環器病センター・国立がんセンター中央病院の82病院からスタートしました。
平成20年4月1日以降は、全国で718病院が導入する予定です。
今後は、すべての急性期病院において、この制度を導入すると言われています。
Q4. 医療費の支払方法はどのようにかわるのですか?
一部負担金の支払方法は、従来の方法と基本的には変わりません。
ただし、入院後患者さまの症状や治療内容などによって、入院当初に確定した金額と異なる場合は、退院時等に差額の調整を行うことがあります。

検査・Ⅹ線・処置料などは、基本的には包括による請求ですが、ごく一部は出来高による請求もあります。
また、患者さまの病気・治療内容によっては、この制度の対象にならない場合もあります。
その他、ご不明な点がありましたら、お気軽に職員までお問い合わせください。